ルノワール【回顧】
以前から、好きだった【印象派】の絵画たち。
日本人が最も好む画家、とも言われています。
今、各所でルノワール展、やってるみたい。
教科書とかで必ず見たことあると思う。
タイトルバックの作品は
『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』
彼の作品の中で、1番好き♡(≧∇≦)
オルセー美術館で、この作品をナマで観たのは、
私の数少ない自慢だったりする(笑)
印象派の絵画は、華やかで、美しく、
誰の目から見ても、芸術作品だって分かる。
ある意味、分かりやすく受け入れやすい作品。
私は文学部美学美術史学科を卒業しました。
そこで学んだのは、自分が美しいと感じたモノは、
全て芸術だって事。
まぁかなり、乱暴な解釈ですが(苦笑)
ルノワールは、その典型で。
単純に美しいと感じる。
色合いと表情、あのキラキラ感は、
絶対的に、人を惹きつける。(←かなり個人的主観)
今回、ルノワールの事を書いてみようと思ったのは、
展示のキャプション(説明文)を読んで、
なんかハマッたからw
ルノワールは、裸婦をモチーフにする事が多々あったんだけど。
そのキャプションに、ルノワールが語ったと言う一言が書いてあったの。
『個人的な趣味で言えば、
(最も美しいのは)女性の身体だ!』
・・・これ。
これを読んだ後に、展示を観て回っていたら、
ふと思ったんだよね。
『ただの、女好きじゃん?』
そして、一気に親近感が沸いたと言う不思議(笑)
ルノワールがすごいのは、絵画を観てるのに、
「肌、キレイ!(゚Д゚)」
っと、思わせてしまう事。
白い肌とブロンドの髪って、最強かもしれん(笑)
あと、表情。
とびっきりの笑顔なんかは、もちろんなく、
無理に作ってない感が、スゴく好き。
この↓男性のような、至福の顔が、なんとも言えず好き♡
以下、図録より。
ルノワールは、生活、自然、そして自然体の人々を愛した。ルノワールが伝えるのは、気取りのない幸せ。女性の輝きや、穏やかさと愛に満ちた幸せな時間が持つ美しさを描くことを望んだ。
いいよねー、この感じ。
あー、だから私はルノワール、好きなんだぁ〜
っと、腹に落ちていく感じがした。
大学を卒業して17年。
今さら分かるなんて、人生はオモシロイ。