再生
高校生の頃、将来の選択をする時期。
いろんな職業が書かれた本を、
パラパラと読みあさり、出会ったのが
〝キュレーター〟という言葉。
ちなみに・・・
キュレーター:集める人
クリエイター:創る人
ほぼオール3 と言う、「普通」を絵に描いたような成績だったのですが、
時々「4」が現れる教科がありました。
それが「美術」と「音楽」
とくに「美術」関しては、先生が教科書から抜粋した作品の
感想や考察をそれぞれ書いて行くテストがあって。
私はそのテストで、最優秀のA´(エーダッシュ)をもらった♬
本で〝キュレーター〟と言う言葉を見つけた時、
その時の記憶が、ふと蘇ったの。
そこから、私の人生はスタートした。
キュレーターになるには、「学芸員」と言う資格があると良いらしく
それが取得できる大学を選んだ。
しかも、家から通える距離で、運よく?偏差値も低くて推薦をもらえたし(笑)
そして高校生の時に、友人に誘われて始めたバイト代が
なんとなく貯まっていて、ヨーロッパへの研修旅行に参加できた。
私は、ホンモノに出会う事ができた。
考えてみたら、そこまでの私の人生は、流れに乗っていたような気がする。
大学卒業時、彼氏が東京に居るからと、追いかけてしまった時から
何かが変わっていったのかもしれない。
東京に行くコトは、彼氏の望みでもあったから。
それって、結局のところ、他人軸で動いたってコト。
東京には行きたい気持ちはあったけど、
別に「東京」じゃなくても良かった。
実家から、離れたかった。。ただ、それだけ。
仕事も、唯一内定もらったところに就職。
やりたいコトもなかったし、とりあえず・・・で選んだ仕事。
その時には、キュレーターって言葉も忘れていた。
きっと、東京に行かなくても、私の転職回数は変わらなかったと思うけど。
思い返せば、仕事が決まる時って、なんとなく分かる感じだった。
私の感覚は、そこまで研ぎ澄まされたモノだったんだよ!
今思えば、すごいよなぁ~。
気になる仕事は、全部やった。
全部、中途半端だったかもしれないけど(笑)
今の私のベース。
すごく良い経験をしてきたと思ってる。
ずいぶんと、鈍ったよなぁ(笑)
何より、大人になって、上手い?逃げ方を覚えてしまった感じ。
あの頃のリソースを、呼び覚まそう。
あの時から、私は大丈夫だったんだ。
ムリをせず、ゆっくりマイペースで、自分の感覚を信じて。
戻るぞ、私♡