模索.ヨン
「学芸員」と言う資格があってこその職場。
ココは、初めて大学で学んだ事が、役に立った仕事。
能楽を普及するお仕事。
時代錯誤のような伝統芸能が息づく世界。
たくさんの装束や能面、謡本があり
それを管理する意味で、学芸員が必要だった。
なんせねー、スゴくて。
600年もの歴史があって、しかも血筋が続いてる。
(ちなみに歌舞伎より古い。)
事務方のお仕事メインだけど、
4人しか居なかったので、
そりゃ、まーいろいろやらされた(笑)
人間関係も大変だったし。。。
ネタは山ほどあるけど、
あまり公に出来る事が、少ないかも(笑)
でも、この仕事は、どんだけ考えても
辞めた理由が思い出せない…(^_^;)
父親が入院したり、
忘れられない男がいたり、
いろいろあるにはあったけど…。
最終的に、なんとなく、ホント糸が切れたみたいに、
気持ちがプツっと途切れて、
地元に帰る事に決めた。
スゲーとんでもない世界だったけど、
この世界に、触れる事が出来てホント良かった。
たくさんの経験をさせて貰って、感謝。