メタファー
ふと思い立って、
映画『ネバーエンディングストーリー第2章』を観た。
この映画が公開されたのは、1990年。
当時13歳。リアルタイムで観たかどうかも覚えてない。。
だけど、妙に覚えているコトがあって。
本の中の世界が、ある力に支配されようとしていて。
その力の名前を、主人公バスチアンが思いつくシーンがある。
その力の名前は【からっぽ】
それが、妙に印象的で。
スゴイなー・・・って衝撃的だった。
子供たちが、夢を持つコトを失っている現実を、上手く表現されてた。
私自身、空虚感を感じていたからこそ、刺さった映画。
なんか、悲しくなったと言うか、固まってた私のココロに亀裂が入ったような。
夢がない私は、からっぽなんだなーって。
ーー人はみな、終わりのない物語の一部----
上手く構成された物語に、まんまとハマった私。
30年近く前に、すでにこんなコトが表現されている世界。
なんだか、寂しい。
巡り巡って、今はそこから変わっているのかなぁ?
昔から、ファンタジー好きの私としては、夢見る夢子が減るのは寂しい。
ファンタジーだからこそ、入ってくる何かがあると思うし。
こんな夢の世界を、創造できる人が生まれなくなると思うのが、寂しい。
本の世界に入るとか、本の世界を具現化するとか。
正直、その創造に憧れるところがある。
夢の世界を、作り出せる本や映画は、やっぱりココロを豊かにさせると思う。
映像がキレイになればなるほど、その世界は美しく描かれる訳で。
そんな世界に、癒されるし、少なからず希望を持った気がするし。
主人公バスチアンが、自分の思い出を捨ててでも、
最後に願ったコト。
『あなたの心に、愛を。』
敵対する相手に向かって、このセリフを言うの。
なんか、まとまりないけど。。。(^^;;)
ファンタジーって、やっぱりスゴイ。