模索.イチ
社会人になって、最初のお仕事は【営業】でした。
売り物は「生命保険」。
大手企業で、しかも東京での就職でした。
時代は、超氷河期と言われ始めた頃。
大学に行ったものの、特にやりたいコトもなく、
働ける所で働く。
彼氏が東京に居たので、行きたい。
そんな安易な感じでした。
ここで受けさせてもらった新人研修が、
今でも生きてる気がする。
社会人としてのマナーみたいな?
化粧はもちろん、つま先の出ている靴はNGとか。
のちのち、すごく助かる知識を頂いたように思います。
社会人として、プロとしての意識付けを
しっかりして頂きました。
良かったのはソコまでで…( ´д`ll)
現場配属後、死ぬほどノルマに苦しめられます。
私の周りだけ、電気が消えてるような…
そんな毎日でした。
私は、保険の大切さを実感するコトもなく、
自身で加入もしてなかった。
私は、売り物を、愛してなかった。
売上をあげられない私は、罪悪感に支配され、
潰れた。。。
辞めるコトすら、簡単ではなく
社会の厳しさを痛感した。
その痛手から、救ってくれたのが母だった。
何も言わなくても、気づいてくれて、分かってくれて、
私は、感謝で涙が溢れてしまった。
いろんな意味で、すごく勉強になった会社。
でも、ここでいろんなビリーフが刻み込まれたのも、
確か。