鮫肌の現実
ワタシの人生を支配する鮫肌。
この前提を手放すために、あえて書いてみようと思う。
ちなみに、鮫肌とは・・・
皮膚の特殊な乾燥,粗糙(そぞう)化(ざらざらになること)した状態の俗称。一般には欧米のfish skin,日本名の魚鱗癬(ぎよりんせん)ichthyosisに当たる変化を指すが,これを文字どおり〈サメの肌〉と解釈して毛孔性苔癬lichen pilarisを当てる向きや,さらに拡大して鳥肌goose skinまで含める見解もある。魚鱗癬は皮膚の乾燥,粗糙化と魚鱗様変化の出現を特徴とする病気で,種類も多いが,今日までその分類は国際的に統一をみていない。
簡単に言うと、【極度の乾燥肌】かな。
私は小さい頃に、発症?しました。
今は、多少マシになってるけど、小さい頃は酷いもんで。
私はずっと、周りの人から汚いモノを見るような目で見られてた。
仲良しだった友達も、触れてしまった私の手を振り払って
服にこすりつけて、私の〝汚れ〟を拭ってた。
そんな扱いを、いつも無かったコトのようにやり過ごし、
かろうじで、自分の居場所を保ってた。
私のほかにも、アトピーだった女の子が、同じクラスに居ました。
彼女は、赤い斑点のような症状が、体中に出ている子でした。
私は、その子を見て、〝気持ち悪い〟と思ったんだ。
同時に、周りの人から、私もそんな風に思われているんだと、痛感した。
サイテーだった。
痛すぎて、痛すぎて、ココロを騙し続けた。
私は汚い。
私は気持ち悪い。
私は、ここに居ちゃいけない。
そんな前提が、出来上がった小学生時代。
そもそも、2~3歳で人から受け入れられない前提が出来上がっていたのに、
さらに立ちはだかった、高い壁。
母親からしたら、私はずっと「(そんな肌で)可哀そうな子」だった。
私は、生きている意味あるのかな。生きてていいのかなーって
思ってしまうほど、辛さと向き合うコトが出来なかった。
そんな悲壮感?漂う私は、さらに〝腫れ物〟扱いされて、
私の世界はどんどん悪化した。
今でも、鮫肌は完全に治っていません。
随分とマシになったけど、気を抜くと粉をふくほど、乾燥する時もある。
そんな時、自分で自分の肌を、可愛そうだと思ってしまう。
同じ鮫肌を持った人を、他に出会ったコトがない。
たぶん、病気?自体が明確になっているモノではないので、
同じ症状と言うのはあまり居ないんだと思う。
シーズのシナさんに教えてもらって、
今は、化粧水を身体につけた後、薬用の保湿クリームを塗ってる。
そうすると、驚くほど肌がしっとりします。
これまでの自分の身体では、まずなかったしっとり感なので、
ベタついているように感じるほど。
乾燥肌で悩んでいる方は、一度やってみると良いかも。おススメです。
今は、地道にこうやってご自愛するコトを重ねてます。
タバコは、やめられませんが。。。
この矛盾により、私は鮫肌を治したいのか、治したくないのか、
若干の不安要素だったりします。
鮫肌が治っても、私は独りかもしれないと思うと、怖いもん。
今は、良い言い訳になっているようです。
ホントはねー、
常に上から目線の、プライドの高い女が、私の中に潜んでいて。
お姫様・・っと言うよりは、女王様気質のヤツね(苦笑)
こいつが誕生したのも、鮫肌のせいだと思いたくて。
人をバカにして、生きていくしかなかった。
こいつらみんな、アホだし。
私のコト、理解できる訳ないわー!って。
なんで、理解してもらう前提なんやろね(--;)笑
ここまではびこる【承認欲求】が疎ましい(苦笑)
家族の中でも、自分の居場所がないと思い込んでいた私は、
この極端な【承認欲求】を手放したい!!!!!!!!!!!!
自分で自分を認められないのは、なんでだろう?
私は、存在だけで素晴らしいと、どれだけ思っても、つぶやいても
結局、誰かがそれを認めてくれないと、自身を持てないんだ。
それを〝良し〟と出来ない。
至って「普通に生きるコト」だって、才能なのにね。
どれだけ頑張って、場から浮かないように、目立たないように
周りに迷惑かけないように、生きてきたか、、、
まぁ、おかげ様で、空気を読める人間になり、
微妙ながらも、社会に順応?出来てますが。。
鈍感で、何も気づかない、そんな人になりたかった。
いや、本来、私はそっちの人間だ。きっと。
だから余計に、そういう奴を見ると、腹が立つんだ。。。
酔っぱらって、記憶を飛ばしている時の自分が、本来の姿なら
私はきっとアウトローだと思う。。(この辺はまた別の機会に)
これだけ自分を分かっていても、受け入れられない。。
自分自身が一番、「普通」に囚われている現実。
殻を破れる日は来るんだろうか??
あー、また今日もオチなし。。 (´д`ll)